良質なレインウェアならゴアテックス製を選ぶのが最適解であり、コスパと品質を求めるならモンベルが最適解です。
つまり、
コスパ×品質×ゴアテックス×レインウェア=モンベル
のレインウェア!!なのです!
世間一般的に言われてることを、大きな字で書いてみました。きっと異論も少ないと思われます。
それぐらい、ゴアテックスの性能とモンベルの品質は素晴らしいのです。
モンベルの定番レインウェアの1つが「レインダンサー」です。
レインダンサーを3年以上使用した感想をお伝えします!
モンベル レインダンサーとは!?
レインダンサーはモンベルの定番のレインウェアです。
ゴアテックス製のなかではエントリークラスの価格帯となっています。
ストームクルーザーなど価格が少し上がるモデルもありますが、防水性能が劣るわけではないので、がっつり登山をしない方には価格の安いレインダンサーがオススメです。
ちなみに、ストームクルーザーはレインダンサーよりも軽量でしなやかって感じです。
私はバイクで利用していたので通常使用より過酷です
私は毎日の通勤でレインダンサーで利用しました。
雨の日なら確実に、寒い冬は毎日使用しました。
3年以上利用して、レインダンサーがお休みの日はほとんどなかったと思います。
何なら休日のアウターとしても利用していました。
レインダンサーを3年使用すると、こんな状態です。
まずは、一番劣化している場所は首元です。
一番、レインウェアと皮膚が当たる場所であるが故に、加水分解が進んで劣化しています。
シームテープも少し剥がれてしまっています。。
見た目的にも色が変色していて清潔感が損なわれています。
3年も使用しているので、意味不明な汚れや傷も内側にあります。
こちらは実質的には問題ありません。
見た目的な劣化はほとんどありませんが、実質的に一番の劣化はポケットにある止水テープからの浸水です。
バイクのレインウェアとして利用しているので、通常利用ではありえないぐらいの暴風雨を耐えないといけない過酷な状態でのパフォーマンスを求めています。
2年間はポケットからの浸水はなかったのですが、3年目からはポケットの止水テープを閉じても豪雨なら浸水するようになりました。
そこが一番の残念ポイントですね。
モンベルとしては、ポケットは完全な止水はうたってないみたいですので、そもそもってところでバイク用に利用される方はご注意ください。
撥水効果はなくなってます
撥水効果はほぼなくなってます。小雨ならはじきますが、強めの雨だとビチャっとした感じになります。
浸水はしないので問題はないのですが、撥水効果がない分、ビチャっとした感じになるのは乾燥をさせる手間も含めてデメリットです。
撥水効果は復活できるとの情報を得て、私が使用したのはモンベルの撥水剤ですが、効果は正直イマイチでした。
加えて、温めると撥水効果は復活するとの情報を得て、ドライヤー、乾燥機、アイロンを使いましたが効果は残念ながら感じられませんでした。
総合的な感想
私の総合的な感想としては、満足!です。
そもそもレインダンサーはバイクウェアではありませんし、時速60km以上の暴風雨をしのぐ設計になっているわけありません。
バイク用のレインウェアは普段使いしにくいデザインとなっているため、普段もアウターとしてヘビーに利用する私にとっては、レインダンサーは最適解だと思っています。
ゴアテックスは加水分解するので、永久に使用できる素材できる素材ではありません。
ただ、ゴアテックス以外の透湿素材の寿命は思っている以上に寿命が短いので、ゴアテックスが選ばれる理由を体感として感じている次第です。
ゴアテックスの耐久性が高い理由は科学的にちゃんとあるので、興味がある方は是非調べてみてください!
まだ買い替えは検討していませんが、次のレインウェアもきっと、モンベルのレインウェアです!
残念ながらゴアテックスを使用したレインウェアは高いです。その中でもモンベルは最安です。
モンベルはアウトドアブランドの中で最安クラスと言っても、最高品質の縫製で信頼感はずば抜けています。
私が初めて好きになった衣類メーカーがモンベルです。縫製の美しさ、製品の完成度に惚れました。
ですが、ここで訃報です。全ての商品が値上がりしている昨今、レインダンサーが値上がりしました。衝撃です。
さらなる値上げの前にレインダンサーを急いで買うべきでしょうか!?って悩んでいます。
あと言い忘れましたがメンテナンスが大事みたいです。メンテナンスといっても洗濯のことですが、意外にも小まめに中性洗剤で洗った方がいいようです。長く使いたい方はお気を付けください。
以上、レインダンサーの3年以上使用したレビューでした。