今回はタブレットにキーボードとマウスを接続して、ノートパソコンのように使ってみました。
実際にWebサイト閲覧、ワードにて文書作成を行った場合の問題点などをご紹介します。
メリット、デメリットあるので参考にしていただければ嬉しいです。
PC化するタブレット
antutu20万点越えのタブレットです。Androidタブレットでは珍しい高性能タブレットです。
購入して2か月。サクサク動いてます!
タブレットは「Teclast M40」です。
接続したキーボード
接続したキーボードは、こちらです。
logicoolの「K380」
アマゾンで2000件以上もレビューがありつつ高評価を得ているモデルです。
コンパクトで持ち運びにも適しています。
剛性が高く、キーを叩いても本体がビクともしないため、打鍵感は良いです。
剛性が高い反面、コンパクトな割には重いです。
キーが珍しい丸型なので、最初は少し慣れが必要です。
タブレットやスマホなど、接続する機器を3台登録できます。
ボタンで簡単に接続機器を変更できます。使用中はボタン上のライトが光ることで、現在の使用中の機器がすぐに分かります。
接続したマウス
接続したマウスは、こちらです。
logicoolの「M590」
キーボードと同じくlogicool製です。
logicoolは高機能なゲーミング機器も扱っているだけあって、エントリークラスのモデルでも品質が高いと思っています。
キーボードと同じように2台まで接続機器を登録できます。
ボタン1つで簡単に切り替え可能です。
Webサイトの閲覧(Googleクローム)
マウスのアイコンが表示され、指でタッチするの同様にクリックすることでページを開くことができます。
マウスにてジェスチャー操作が可能です。
マウスにあるサイドボタンにて、「進む」「戻る」操作によっても画面遷移が可能です。前ページに戻ることは多いので、パソコンと同じように動作してくれないと困りますよね。
検索する時など、入力する際にはキーボードが表示されるので、マウスにて文字を入力することができます。
外付けのキーボードからの入力はもちろん可能です。
右下にあるキーボードのアイコンをクリックすると、仮想キーボードを非表示するか選択することが可能です。
マウスにて指定した箇所の文字列を選択すること可能です。
通常であれば、選択した文字列をもとに、「コピー、共有、すべて選択、ウェブ検索」を選択することができます。
マウスだとこの操作ができないのは残念ですよね。
記事名などリンク先を右クリックすることで、メニューを開いて、「新しいタブで開く」など操作をすることできます。
総評としては、GoogleクロームでのWebサイトの閲覧は快適です。
仮想キーボードと比較すると外付けキーボードの入力は圧倒的に早いです。
ただ、音声入力が優秀なので、Webサイトの閲覧程度ではマウス、キーボードの優位性はあまりないですね。
文書作成(Microsoftワード)
文字入力がメインとなる文書作成では、外付けキーボードが威力を発揮します。
スペースキーにて変換はできますが、画面に表示された予測変換の一覧を直接、指でタッチして決定することもできるので便利です。
私はいつもパソコンはWindowsを使ってます。
Windowsでのワードによる文書作成と異なる点は、全てストレスになります。
次はAndroidタブレットでの文書作成の不満点をお伝えします。
不満点①コピー貼り付け
マウスにて文字を自由に選択できません。ダブルクリックすると部分的に文字をコピーできる程度です。
文字を選択した上で、右クリックをするとメニューは開きますが、当然ですがWindowsの時とは異なるので使いにくいです。
キーボードにて「Shifキー」を押しながら、矢印キーにてコピー範囲を指定することはできます。
キーボードのショートカットキーにより、コピー(Ctr + C)、ペースト(Ctr + V)などは機能します。
不満点②記号の入力
カッコ「 ( 」などの入力方法が異なります。
logicoolの「M590」は、Widows と Androidの両OSに対応しているため、キーボードにも両OSの入力における記号が表記されてます。
灰色で小さく表記されているのが、Androidで入力する際の目印です。
入力方法が異なるため、Windowsのパソコンでブラインドタッチができる方も、タブレットではキーボードのプリントを確認しながら、入力することになります。
これが最も大きなストレスポイントだと個人的には感じています。
不満点③日本語→英語の切替
Windowsであれば、左上にある「半角/全角」キーを押すことで、日本語入力から英語入力に切替えが可能です。
Android(Google日本語入力)の場合は、「Ctr」 + 「Shift」のふたつのキーを押さなければ言語の切替ができません。
久しぶりにタブレットで文書作成をするときに、どうやって切り替えるんだっけ!?っと忘れていて困ります。私だけでしょうか。。
総評
Windowsのパソコンのように使おうと思うとストレスがあります。
Androidという別のOSなら当然ではあります。
また、AndroidはPCライクに使うことがあまり想定されていないOSなので、WindowsのようにPC用に作り込まれてきたOSではないという部分もあるので、あまり大きな期待をしない方がいいと思います。
文書作成だと以下の使い方なら可能だと思います。
①タブレットはあくまで入力作業のみ。どんどん文章を書いていく。
②最終的に文書の体裁を整えるような細かい作業はパソコンでやる。
Bluetoothで接続できるキーボードやマウスがあると便利です。
タブレットの持ち運びやすさを活かして、ちょっとした入力作業を様々な場所でできるのはメリットです!